リフォームで失敗しないための5つのポイント

1.なぜリフォームをするのかを明確にする
2.予算はあらかじめ決めておく
3.金額だけで判断しない
4.工事内容について確認する

1.なぜリフォームをするのかを明確にする

まずは、なぜリフォームをするのか、目的や完成イメージを明確にします。どの場所を、なぜリフォームするのかを考えるのが最初になります。リフォームをしたことで生活がどう変わるのか、どうしたいのかを、リフォーム会社にしっかり伝えなければなりません。

完成イメージはできるだけ細かく考えておくとよいです。この完成イメージがないと、完成した後に「思っていたのと違う」という結果になってしまいます。自分のイメージする完成後のイメージに近い写真を保存しておいて、それをリフォーム会社に見せる。イメージをビジュアル化して伝えることで、完成イメージの共有ができ打合せもスムーズにおこなえるでしょう。

2.予算はあらかじめ決めておく

大規模・小規模リフォームにかかわらず、予算はあらかじめ決めておきましょう。
予算は、ある程度余裕をもっておくとよいです。リフォームは工事を始めてから問題が発生することがしばしば起こります。例えば、キッチンのリフォームの場合、本体の取り替えだけを考えていたが、壁や床の改修が必要な場合があります。
このほかにも、給排水や電気配線の工事が必要になるなど、工事が大規模になるほど追加工事の可能性が高まります。余裕のない予算で工事を決めてしまうと、必要な追加工事に対応できなくなってしまったり、予算を大幅にオーバーしたりすることになりかねません。

予算はあらかじめ決めておく
予算を組む際には、追加費用も見越して資金計画を立てます。自分がやりたいリフォーム工事とかけることができる予算をあらかじめ決めておきます。予算を決めておかないとリフォーム会社からの提案がちぐはぐになってしまう可能性があります。自分だけで判断するのは難しいと思いますので、リフォーム会社に相談して、だいたいの予算感を聞いておくと安心でしょう。

3.金額だけで判断しない

予算はあらかじめ決めておくことで、リフォーム計画は立てやすくなります。しかし、予算を重視しすぎて必要なことを省いてしまったり、あまり考えずに低価格の商品を選んでしまうケースもあります。事前に予算を決めることは大切ですが、コストを抑えることに意識を向けすぎてしまうと、失敗してしまう可能性が高くなります。せっかくリフォーム工事を行ったのに、思ったよりも快適にならなかった。思ったよりもチープなリフォームになってしまい、リフォーム工事をしたことに後悔してしまいかねません。

リフォーム会社と打ち合わせをする際は、自分の要望と予算でどのような内容になるかをしっかりと確認しながら進めることが重要です。

4.工事内容について確認する

規模の大小にかかわらず、図面や提案書、見積書を見ながら、工事内容についてしっかりと確認をしましょう。特に自分にとって重要なところは念入りに確認するようにしてください。リフォーム会社との意思疎通がしっかりしていないと、完成後の満足は得られません。